空気 雰囲気

人が纏う雰囲気って、確実にある。
その人だけが持つ独特の雰囲気で、私はそれで結構合う合わないがある。笑
同じ人でも、時、気分、環境によって変わっていく。
それが、言葉や行動の端々に出てくる。

自分のことって案外わからない。
人の纏う空気や雰囲気は肌にビシバシ感じるのに、自分のそれは、わからない。
客観的に、見れていないのかもしれない。
いくら客観的に自分を見れていても、そこには必ず主観があって。
だからこそ鏡越しに自分を見ても伝わってこない空気感、外側から感じるからわかるのかも。
だけど写真はそれをもよく写し出すから不思議。
それはその当時の、今、ではない自分を客観的に見ているからかもしれない。

先日友達に会った時に、私がどう見えているか教えてくれた。
それが私にはすごく嬉しくて。
頭の中、心の中にあるものをわかって受け入れてくれていた。
それが、私が持っている雰囲気なのかな。
嬉しい意見も、厳しい指摘も、ちゃんと受け入れて大切にしたいと思っている。
特に厳しい指摘をしてくれる人は、なかなかいない。
何かを伝えてくれるだけでも大きなことなのに、言いにくいような厳しい指摘なんて尚更。
それに耳を傾けないことは簡単だけど、私は苦しくなっても向き合いたい。
かと言ってしっかり治せているかは、微妙…泣笑
元々持っているものって変えるのには本当に時間がかかる。
意識し続けて、それが無意識に変わったときにやっと身につくものだから。
ただ、理不尽なそれは相手にする必要なし！と、思う。
いちいち気にしていたら身が持たない。笑
それを上手くジャッジすることは大切だし、自分の痛いところを突かれたなって思うなら受け入れるべきではないかな。

脱線はこれくらいにして。笑
その人が纏う雰囲気で、結構許される部分ってある。
例えば、同じミスをしてしまったときに何となく許されてしまう人って、いる。
人当たりがいいとか、物腰が穏やかだとか、そういうところに似ているような、その雰囲気で何となく周りが許してしまう。責められない。
それって良くも悪くも大きく影響する。

自分が纏う雰囲気をどう良くしていくか。
それは普段からの積み重ねで自然と溢れ出てくるもの。
意図的にコントロール出来ないものだから、コントロール出来るところから変えていく。
いつもよりちょっとだけ、言葉を丁寧にするとか、食べ方に気をつけてみるとか、姿勢良く歩くとか。
そんなところからの積み重ねだと思う。
その意識的なものと、本来自分が持っているものが合わさって、纏う空気が出来上がる。
ふわっと、ピリッと、変わっていく。

感覚的には、さらっと羽織るカーディガンとかストールみたいな感じ。
同じ色でもその濃さやデザインで印象ががらっと変わる。
違う色ならもっと変わる。

これも目に見えないことの一つ。
それって案外、全体を印象付ける大きなポイントかもね。

5.Apr.17